生産者紹介

  • 10月号

    岩手県八幡平市・船橋慶延さん達が育てた「マッシュルーム」

    馬術競技の選手として、オリンピックを目指し練習に明け暮れていた船橋慶延さん。しかし一頭の馬との出会いから、現役生活を終えると行き場を失ってしまう引退馬の問題にぶつかります。役割を終えた馬たちが、再び価値を生み出す存在として生きる道をつくりたい、その思いで馬ふん堆肥を活用し、マッシュルームを生産するプロジェクトを立ち上げました。起業から7年。船橋さんの挑戦の今と、高品質の”ウマッシュルーム”をお届けしました。

    • 9月号

      宮城県登米市・鎌田大地さん達が育てた「ささげと季節の野菜」

      宮城県中央部の平野から、気仙沼に抜ける小さな谷。20年以上耕作放棄された土地を手作業で開墾し、現在70種類以上の野菜とハーブを育てているのが鎌田さんたち「木漏れ日農園」の皆さんです。「条件不利地で、若者でもしっかり稼いで楽しく暮らしていけるモデルケースになりたい」。鎌田さんが農家を志したのは高校2年のとき。それからの鎌田さんの挑戦を取材しています。お届けしたのは登米市に伝承野菜として伝わる各種ささげ豆。と、季節の野菜をセットでお届けしました。

    • 8月号

      福島県西会津町・小川光さん・美農里)さんが育てた「トマト」

      県庁職員を経て、会津の喜多方市に移住した小川光さん。山奥の耕作放棄地に目をつけ、無潅水栽培の技術で美味しいトマトやメロンを栽培することに成功しました。カザフスタンなど中央アジアにも渡ったこの農業技術。その畑を受け継いだ娘の小川美農里さん。親子の活動を今号は特集しました。彼女が掲げるのは「世界平和につながる有機農業」。極力水をやらないで育てた、超濃厚な味のトマトとともに一家の挑戦をお届けしました。

    • 7月号

      福島県会津坂下町・豊川庸平さん・智美さんが育てた「余蒔きゅうり」

      会津地方には、古くから栽培されてきた在来野菜が数多くあります。余蒔きゅうりもその一つ。えぐみや青臭さが少なく、しっとりとしたきゅうりです。いまや生産者が激減し、一時は種がなくなってしまいそうだった会津伝統野菜。「つながれてきた種を、次世代へ受け渡す」その思いで年間40種類以上の野菜を育てている豊川さんを特集しました。余蒔きゅうりに加え、季節の野菜をプラスしてお届けしています。

    • 6月号

      青森県外が浜町蟹田・高森優(ゆたか)さん達が育てた「ミルキーホタテ」

      陸奥湾の出入り口にあたる外ヶ浜町蟹田のホタテ漁師、高森さんを特集しました。毎朝3時に出港。午前いっぱいは海で仕事をして午後は網の修繕、さらに夕方に毎日10km走るという高森さん。逆境に負けるもんか!と生きる高森さんの姿をお届けしました。お届けしたのは1年もののホタテ半成貝。小ぶりですがフレッシュな甘みと旨味があり「ミルキーホタテ」と名付けられたホタテです。初夏の味をお届けしました。

    • 5月号

      宮城県大崎市・高橋博之さん達が育てた「筍(たけのこ)」

       「よっちゃん農園」として亡き母から継いだ小さな農園を営んできた高橋さん。震災後、南三陸町から受け入れた避難民の一声をきっかけに、裏山にある広大な竹林を整備する決意をしました。「15年はかかる」と想定されましたが、めげずに間伐と整備を進め、近年、ようやく安定して筍を収穫できる状態に…。美しい竹林の背後にある高橋さんの努力と信念をお伝えしました。お届けしたのは、朝掘りしてすぐの筍。掘りたてを全国の読者へお届けしました。

    • 4月号

      岩手県洋野町・間澤美治さんと智子さんが育てた「行者にんにく」

      にんにくやねぎのような強烈な香りがする山菜「行者にんにく」。キトピロ、アイヌネギとも呼ばれ寒冷地の山にのみ群生する貴重な山菜です。栽培も可能ですが、種まきから収穫までにかかる時間はなんと10年。大変長い時間をかけ栽培に成功し、広大な面積で行者にんにくを生産している間澤夫妻を4月号では特集しました。岩手県最北端の洋野町。山と畑に顔をのぞかせる行者にんにくは春を告げる山菜です。摘みたての行者にんにくを読者の皆様へお届けしました。

    • 3月号

      岩手県花巻市・高橋誠さん達が育てた「白金豚」

      宮沢賢治が育った岩手県花巻市。ここで明治43年に創業した高源精麦株式会社は生産する豚肉を「白金豚」として銘柄化しています。賢治の短編童話「フランドン農学校の豚」で豚を白金(プラチナ)に例えたことがその由来です。肉質がやわらかく、脂身の旨さに定評があります。 しかしその価値が評価されない時代もありました。「色だの形だの、見た目でケチをつける取引先に頭を下げるのではなく、商品の魅力をわかってくださる方に買い上げてもらう道を探そう!」と独自にブランドを興し、飲食店むけ販売を強化してきたのは現社長の高橋誠さん。今では全国有数の銘柄豚として評価された白金豚を、特別に食べる通信向けセットとして発送いただきました。

    • 2月号

      宮城県川崎町・朏昌汰さん・利奈さん達が育てた「雪下にんじん」

       白く輝く蔵王山の麓、ニュージーランドの先住民マオリの言葉で「いただきます」を意味する「Ekai」と名付けた農場で農業に取り組むのは、京都出身の晶汰さん、千葉出身の利奈さん、そして川崎町で生まれた娘、りほちゃん。目指しているのは食とエネルギーを自給した里づくり。ニュージーランドから川崎町へ。旅の途中で繋がった仲間が次々と川崎町へ移住し、農業に林業、宿の建設と次々に開拓領域を広げ里づくりが加速しています。今号は朏さんが仲間たちと丹精こめて育てた「雪下にんじん」とともに、里づくりを進める若者たち、それを支える地域のストーリーをお届けしました。お届けした食材は、雪の布団にくるまれてじっくり甘みが熟成された雪下にんじん。

    • 1月号

      宮城県南三陸町・阿部さん一家が育てた「生牡蠣」

      宮城県南三陸町の漁家に米沢から嫁いだ阿部民子さん。1日12時間以上の労働時間、減り続ける収入。「私たちの代で漁業はやめにしよう」と夫婦で話し3人の息子たちは都会に出ていきました。そんなタイミングで訪れた東日本大震災。家や家族を流され、阿部家は癒やすことのできない打撃を受けてしまいます。「もう私は海に戻りたくない」深い傷を負った民子さん。しかし被災地ボランティアや仮設住宅で出会った人々との対話から新たな挑戦を決意します。今号では、阿部家が歩んだ復興の歩み。民子さんが始めた「たみこの海パック」の活動、そして地域一丸で取り組んだ漁場改革によって地域が生まれ変わったストーリーをお届けしました。お届けした食材は、豊富な栄養でそだった生牡蠣。最も旬な時期にお届けしました。

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